PMIF1000P

 もうろう者、視覚障害者、聴覚障害者、健常者との間でのコミュニケーションを助けるロボットです。

 FCSの伝達手段としては、指点字(能動・受動)LCD表示(カタカナ)音声(日本語)です。この3要素により、異なった障害を持つ者や健常者との間の、意思伝達の困難という垣根を低減しています。すなわちもうろう者には指点字、視覚障害者には指点字と音声、聴覚障害者には指点字とLCD表示、健常者にはすべての手段で、他の人に意思を伝達できます。

 指調節モードでは、FCSの日本語音声ガイダンスにより、使用者の指の形状に適した最適のフィット感に、指一本いっぽんを調節できます。

 指点字練習モードでは、FCSの指示通りボタンを打つことにより、指点字を練習でき、その結果指点字をマスターできます。

 会話モードでは、最大120メートル離れた他のFCSと、ワイヤレスで会話ができます。